巡りゆく季節のなかで

自由に、思いのままに、生きる。

ひとりとふたり

 


去りゆく季節を追いかけたてたら

いつしか僕はこの年齢

心に太陽もちつづけ

一直線に駆け抜けてきた

見上げる星空には

食べかけのメロンパン

誰かと分け合う喜びを知ったのだから

少しは大人になったのだろうか


めぐるめぐる四季に想いを馳せ

君の姿を空に瞼にそっと描く

笑った顔が消えないうちに

静かに眠りにつけたなら


なんにも持たない僕だけど

君が世界を守れというのなら

なぜだか出来ると思えてきた

愛がとけないうちに

今ある幸せぎゅっと抱き締めて