巡りゆく季節のなかで

自由に、思いのままに、生きる。

君の幸せ、僕の幸せ

新緑の輝きがあまりにも眩しくて

君の面影とかさなってみえた

青春の扉はもう閉めたはずなのに

季節がめぐれば また君を思い出す

あんなことやこんなこと

よみがえっては泡のように

澄み渡る空へと消えてゆく

懐かしいメロディーは

いつの時代も色褪せない

 

君はもう前へ進めているかい?

今はなにをしているんだい?

この胸のうちのモヤモヤの9割りが

君のこと

幸せになってな なんて綺麗事言わずに

僕と一緒幸せになろうと ただ一言

言えたなら

ため息をついた僕の隣を老人が

ゆっくり歩いてゆく

 

もうすぐ梅雨がやってくる

僕が足踏みしようが季節は

しっかり巡ってくる

散らかった部屋で思い出だけが

微笑んでいる

もらったハンカチ

拙い精一杯の手紙

知らぬ間に また涙が頬をつたってゆく

素直になればきっと

人は生まれ変われる

 

君はもう前へ進めているかい?

今はなにをしているんだい?

この胸のうちのモヤモヤの9割りが

君のこと

幸せになってな なんて綺麗事言わずに

僕と一緒幸せになろうと ただ一言

言えたなら

ため息をついた僕の隣を老人が

ゆっくり歩いてゆく